2016-01-01から1年間の記事一覧

ガリカで参照できる19世紀写真雑誌

Gallica(仏国立図書館デジタルアーカイヴ)で参照できる19世紀〜20世紀初頭の写真雑誌をまとめておきます。年数は刊行年ではなくデジタル化されているものの期間です(一部に欠番あり)。La daguerréotype (1848) http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/cb32895…

グリーンバーグの写真論

大学院の演習で読んでいたマイケル・フリードの『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか』の中で言及されていた、グリーンバーグによる写真論に興味を惹かれたので、やはり大学院の演習で読んでみた。Why Photography Matters as Art as Never…

初期映画論アンソロジー

フランスで出ている、映画監督や作家、哲学者らの映画にまつわる記事や発言を集めたアンソロジーが、すこぶる便利である。「1895-1920」編と「1920-1960」編の二冊が出ている。http://www.amazon.fr/dp/2081210118 Le Cinema: L'Art D'Une Civilisation 1920…

写真と文学

文学史上はじめて写真を登場させた作品は何なのだろう。なかなか難しい問いであるが、犯罪の証拠となった写真を描いたのは、ディオン・ブシコー(Dion Boucicault)の1859年の戯曲『The Octoroon』が最も初期のものであることは間違いない。 The octoroon; o…

写真と言葉

写真と言葉/文字/文学の関係について授業で扱おうと思ってシラバスを書いていたがボツにした。関連文献をメモ代わりに。 写真とキャプションの関係について。The Spoken Image: Photography and Language (English Edition)作者: Clive Scott出版社/メーカ…