パリのコイレ・センター(Centre Alexandre Koyre)のページを見ていたら面白そうなセミナーやシンポジウムが目白押しでうらやましくなる。


29 novembre - 1er décembre 2007 : Colloque international "L’ennui, 19e-20e siècles. Approches historiques"
http://www.koyre.cnrs.fr/article.php3?id_article=613


Seminaire 2007-2008
De l’Histoire du Livre à l’Étude des Textes
Organisé par : Isabelle Pantin
http://www.koyre.cnrs.fr/article.php3?id_article=610


Histoire de la médecine et des savoirs scientifiques sur le corps
Organisé par :
Jean-François BRAUNSTEIN
Rafael MANDRESSI
http://www.koyre.cnrs.fr/article.php3?id_article=591


コイレ・センターにはクロード・ブランケール(Claude Blanckaert)の講義を聴きに一度だけ行ったことがある。人類学史の授業だったが、他人の旅行記をもとに研究をしていた18世紀の人類学者が、19世紀になって自分から新大陸に調査に出かけるようになって、人類学がいかに変質したか、というような話で、非常に刺激を受けた。


それにしても行けないセミナーやコロックというのはどうしてこう面白そうに見えるのか。ナントにいたときも、パリのセミナーやコロックを横目でやり過ごしながら悔しい思いをいつもしていたが、しかしパリに住んだとしても、なんだかんだで結局多くをやり過ごしていたのではないかという気がしなくもない。