■

先日、思いがけずナゴヤ古本屋めぐりをする機会に恵まれた。
そのときの収穫のいくつか。

前島熊吉『東西骨相学と人相学の研究』昭和１０年。
同じ著者の『東西手相学と指紋の研究』（昭和６年）も、その後ネットで入手。

心霊大全―20世紀の超自然現象世界

定価８千円が、フィルムにくるまれた新品の状態で３千円で
売られていたので、幽霊指紋にも言及があるのでは、という
淡い期待のもと、買ってしまったが、中身を見てみると３千円でも
若干損した気分。付属のＣＤ−ＲＯＭはまだ自分のパソコンに
挿入してみる勇気がない。

古畑種基『犯罪の科学』弘文堂アテネ文庫、昭和２５年。
こんな文庫があること自体知らなかった。今回一番の収穫かも。５００円。

鶴舞の古本屋では日本心霊科学協会の機関誌『心霊研究』が、
数十年分バラで売られていた。パラパラめくっていると、
幽霊の指紋を採取した霊媒マージェリーについての短い言及がある
号を発見。買うほどでもないとは思ったが、一冊４３０円だったし、
思い直して買うことにしたけれど、当該の記事の載った号が、
探しても探しても見つからなくなってしまった。やはり霊とは
逃れ去るものなのかと妙に納得しつつ、ようやく探し当てて購入。
第21巻（1967年）。