『サイト・ゼロ/ゼロ・サイト』No.1 「〈病〉の思想/思想の〈病〉」が届きました。
ウェブや書店での発売も近々始まるはずです。
よろしくお願いします。


目次はこちら。

[特集]
柳澤田実|〈病〉の思想/思想の〈病〉
柳澤田実|「地続き」の思想 木村敏中井久夫
木村敏|「心の病」ということ 「ことなり」としてのプシュケー
河本英夫|病と経験の可能性
十川幸司|分析家の自己/分析家としての自己 システム論的精神分析の視点
斎藤環|隠喩的病因論と分裂性分析
柿本昭人|「脳トレ」ブーム 支配は服従を享楽し、服従は支配を育む
小林昌廣|闘病記の文法 死を生きるために
橋本一径|〈病気〉の誕生、あるいは〈病人〉の消滅? 精神医学と写真
郷原佳以|美術館病、あるいは展示価値のアウラ
藤本壮介×田中純+柳澤田実|世界の成り立ちを考える建築 距離、予感、可能態


[鼎談/翻訳/連載]
岡崎乾二郎×中谷礼仁×田中純|制作の起源、批評の技術
稲賀繁美|静穏なる水面 蛇の蠢く闇 T・J・クラーク『死の光景』を読む
エティエンヌ・バリバール 柿並良佑・訳|「一神教」という言葉の起源と用法に関するノート
レオ・シュピッツァー 門林岳史・訳|アメリカの広告を大衆芸術として説明する
フランソワ・ジュリアン 大橋完太郎・訳|悪に関わるのか、あるいはネガティヴなものに関わるのか
南後由和|都市リテラシーの構築技法||コンスタントのニューバビロン×建築界(1)
榑沼範久|知覚と生||知覚教育の必要性