10月10日、移民史博物館Cité nationale de l’histoire de l’immigrationがパリにオープンした。(12区、メトロ8番線Porte Dorée)


フランスの国会では折りしも、移民希望者にDNA鑑定を行うことを認める法律をめぐって議論が白熱しており、サルコジ大統領はおろか移民担当大臣すら出席せずにひっそりと行われた開会式について、『ル・モンド』の記事は、シラク前大統領が尽力した同博物館が、非嫡出子として生まれたかのようだと皮肉っている。
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-3224,36-964758,0.html


公式サイトにアップされている、移民の歴史をたどったフィルムが、なかなか充実している。