『ルモンド』の記事より。
「臓器提供者は死んでいなかった」
http://www.lemonde.fr/sciences-et-environnement/article/2008/06/10/le-donneur-d-organes-n-etait-pas-mort_1056121_3244.html
(数日後に有料記事になります。)


移植のための臓器摘出を待つばかりだった、心停止状態の患者に、心臓マッサージ等の処置が続けられた結果、「生の兆候」を取り戻し、数週間後には「歩き、話をする」までに回復したという。


18世紀に人々を恐怖に陥れた「早すぎる埋葬」を彷彿させる話だが、これは2007年からフランスで「心停止後の移植」が実験的に認められるようになったために生じた状況であるという。(「心停止」と「脳死」の順序すらよくわかっていなかったが、「心停止」→「脳死」という順番で進むらしい。)そしてすでに「心停止移植」が実施されている国として、アメリカ、イギリス、オランダとともに日本も挙げられている。