ニュース

指紋の偽造についての発表を準備していたところに、タイムリーなニュース。 これまでは単にテープなどを巻いて、指紋の登録をすり抜けるだけだったのが、 この報道にあるように、他人の指紋を偽造したというのが本当なら、なかなかの 新展開である。 シリコ…

フランスのリヨンで世界初の両手移植手術が行なわれてから10年というニュースが報じられている。 執刀医のJean-Michel Dubernardに対するインタヴューが興味深い。 顔移植の方が両手移植よりも同一化が容易であるという。手は始終見えているが 顔は普段自分…

「捕鯨船に突き破られた『シー・シェパード』」(仏『フィガロ』紙、2010年1月15日) http://www.lefigaro.fr/lefigaromagazine/2010/01/16/01006-20100116ARTFIG00108--le-berger-des-mer-s-eperonn-e-par-un-baleinier-.php全国紙(右寄り)なのにかなり…

フランスで人体展「Our body」に中止命令が下されたというニュースは、「型どり」の観点からも注目しておくべき出来事なのかもしれない。 今回の展示で用いられているのは、日本の「人体の不思議」展などと同じ、グンター・フォン・ハーゲンスによる「プラス…

指紋の次は人体スキャンが、入国審査における新たな争点となりつつあるようだ。 とはいえアメリカの空港ではすでに実用化されているところも多いようだが。 Les ministres de l'intérieur de l'UE partagés sur les scanners corporels

Le monde diplomatiqueの9月号に、イギリスの監視カメラは金ばかりかかって結局役に立っていないのではないか、という記事あり。 Noé Le Blanc, "Sous l'oeil myope des caméras"(近眼カメラの監視下で), LMD, septembre 2008, p. 4-5. 典拠のひとつとし…

リヨンの図書館とグーグルが資料のデジタル化で合意、とのニュースがあった。 http://www.lemonde.fr/culture/article/2008/07/12/accord-entre-google-et-la-bibliotheque-de-lyon_1072853_3246.html リヨンのbibliotheque municipaleにはFonds Lacassagne…

『ルモンド』の記事より。 「臓器提供者は死んでいなかった」 http://www.lemonde.fr/sciences-et-environnement/article/2008/06/10/le-donneur-d-organes-n-etait-pas-mort_1056121_3244.html (数日後に有料記事になります。) 移植のための臓器摘出を待…

ぜんぜん知らなかったが、イランのアフマディネジャド大統領が、去る9月にニューヨークのコロンビア大学で講演した際、女性虐待や同性愛についての質問に答えて、「イランには同性愛者はいない」と発言して物議をかもしていたらしい。 これを知ったのはJean…