フランス国立図書館BNF)とグーグルが提携か、というニュースが流れて、
日本でも報じられたりしていたけれど、BNFはそれを否定しつつ、将来的な
可能性に含みを持たせるコメントを発表している。
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/dernmin.htm?ancre=com_numerisation.htm


グーグル、フランス国立図書館と「Google Book Search」契約を間もなく締結か--仏報道
http://japan.cnet.com/clip/global/story/0,3800097347,20398485,00.htm


ルモンドの記事によると、BNFの予算不足はいかんともしがたいらしい。
http://www.lemonde.fr/tiny/1229430/?xtor=AL-32280258


予算に関しては、お役所的なお金の使い方をもうちょっと何とかすれば、
多少は改善するんじゃないかと思うのだが。たとえばBNFにPDFファイル形式での
資料の複写を申し込むと、メールで済みそうな内容の手紙が、最終的には
計3通も送られてくることになるのである(「申し込み受け付けました」「支払いを
お願いします」「支払いを確認しました」の3通)。