最近届いた本。
http://www.amazon.fr/dp/2702208401/
2年くらい前に出ていて買いそびれていた本。
イメージと歴史について、様々な具体例を通して
豊富な図版と共に考察したもの。
取り扱われる題材は、ドアノー「市庁舎前のキス」から、
ノルマンディ上陸、ケネディ暗殺、9・11、アブ・グレイブ、
『トゥーム・レーダー』などのテレビゲームからグーグル・アースまで。
それぞれの題材については掘り下げ不足だと感じる部分もあるが、
ネタ本としては重宝しそう。
著者のひとりのVincent Guiguenoが灯台の歴史の専門家だと知り、
妙に親近感を覚える。


http://www.amazon.fr/dp/2911119681
麻酔と集中治療の歴史を、器具からたどりなおした書物。
豊富な図版はどれも興味深い。テキストは仏英二カ国語。


集中治療や蘇生術、脳死などの問題を歴史的に振り返った
論文集が同じ出版社から出ている。
http://www.amazon.fr/dp/2911119282/

この書を含む叢書Histoire, médecine et sociétéは、数は
あまり多くないものの、いずれも興味深い。