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パリの高等師範学校で開かれているセミナー「写真からデジタル・イメージへ」。３月27日の回の講師はディディ＝ユベルマンが予定されている。
http://www.arhv.lhivic.org/index.php/2007/02/20/326-seminaire-de-la-photographie-a-l-image-numerique-a-l-ens

27 mars, Georges Didi-Huberman (EHESS), un premier bilan de trois années de recherches sur "la lamentation": "Images de la lamentation, Images lamentables ?"

「写真からデジタル・イメージ」でどうして「嘆き声 lamentation」なのかとも思うが、フラメンコの掛け声から古代ギリシアへとさかのぼる「嘆き声」の話は、2005年１月にパリ第八大学で開かれたシンポジウムでも、すでに話題になっていた。書物にまとめられる日も近いということだろうか。

なおこの2005年１月のシンポジウムの報告集は、以下の形で刊行されている。
Laurent Zimmermann (textes reunis par), Penser par les images. Autour des travaux de Georges Didi-Huberman, Nantes, Editions Cecile Defaut, 2006.
http://www.amazon.fr/Penser-par-images-travaux-Didi-Huberman/dp/2350180263/
ただしこれに収められているディディ＝ユベルマンの論文（L'image brule)は、シンポジウム当日の話題とは別のものである。
今気づいたが、刊行元がナントの本屋なのでびっくりした。