フランスで現在の戸籍の前身にあたる洗礼者名簿を最初にとり始めたのは、15世紀のナントの司教だったアンリ・ル・バルビュ(Henri le Barbu)であり、また現在フランスの中央戸籍局(Service central de l'etat civil)が置かれているのはナントである。


このように戸籍の歴史と縁の深いナント。ならばそこに住んでいるうちに調べておくべきことがいろいろあったのではないかという強迫観念にさいなまれつつ、いまさらのように戸籍の歴史を勉強中。


とりあえず手がかりとなるのは以下の2冊か。


C. Dugas de la Boissonny, L'Etat civil, Paris, PUF, "Que sais-je?", 1987.
http://www.amazon.fr/L%C3%A9tat-civil-Christian-Dugas-Boissonny/dp/2130398049/

Anne Lefebvre-Teillard, Le nom. Droit et histoire, Paris, PUF, 1990.
http://www.amazon.fr/Nom-Droit-histoire-Anne-Lefebvre-Teillard/dp/2130430198/