数日前にアメリカに注文した指紋本の一冊が早くも届いたので驚く。
Fred Cherrill, Fingerprints Never Lie, New York, Macmillan, 1954.


第一章が「Phantom Fingerprints」と題されていたのでさらに驚く。


しかし幼年期に偶然捺された自分の指紋が、暗闇で亡霊のように浮かび上がり、それが自分の運命を決めた、ということらしい。
スコットランド・ヤード1920年から30年間指紋捜査官を務めた人物による、自伝である。